若年性白内障が増えている

若年性白内障が増えている

眼科の疾患の一つである白内障は、60歳以降の患者さんがかかる病気というイメージがあるかもしれません。白内障は目の老化現象なので、必然的に高齢者に多いの病気なのですが、最近はスマートフォンやパソコンによる目の酷使により、若い人でも発症する患者さんが増えています。これを若年性白内障と言います。その原因は目の使い過ぎだけでなく、アトピー性皮膚炎に起因して発症するケースも少なくありません。その場合は、視力の低下が急速に進むのが特徴で、20代や30代でも白内障の手術が必要になることも珍しいことではありません。
多くの眼科で白内障の手術を行っているので評判の良い眼科を選んで受診すると良いでしょう。手術はそれほど難しいものではなく、15分程度で終了します。どのような手術を行うのかというと、まず濁ってしまった水晶体を取り除き、その代わりに眼内レンズを挿入します。これによりクリアな視界を得られるようになるわけです。

技術力が高く経験豊富な眼科を選ぶ

目の不調があるときは、眼科で診察や治療をすることになります。軽度の場合であれば点眼薬などで改善できることも多くなっていますが、場合によってはより本格的な治療が必要になることもあります。高齢になると白内障や緑内障などの目の病気になりやすくなりますが、悪化した場合は手術で対応することも珍しくありません。
この場合も、眼科は家から近いからなど安易な理由で選ぶのではなく、できるだけ技術力も高く実績も豊富な眼科を選ぶことが大事です。入院が必要になる場合もありますが、現在では、白内障の場合も日帰りで対応できることが増えてきました。手術では痛みも気になりますので、痛みを抑えられる工夫がされているか、恐怖心をあまり感じずに治療を受けられる体制が整っているのかどうかも調べておきましょう。
設備が充実していること、衛生管理がきちんと行われていることも大事ですので、眼科の情報はしっかりと調べておくことが大事です。治療後のアフターケアが万全であるかどうかも調べておきたいところです。